ホーム > 事業計画 > トータルコミュニケーション教室 > 平成20年 2月29日:初稿 平成20年 4月 4日:更新

トータルコミュニケーション教室とは

目的
難聴者・中途失聴者は、音声言語を獲得しているにも関わらず、聞こえの不自由さがコミュニケーションに支障をきたし、実質的な社会参加を困難にしています。この問題の解決には聴こえの不自由な人々を含め、社会へのトータルコミュニケーションの啓蒙が必須です。そこで、標記教室では、まず、自らとその家族がトータルコミュニケーションに対する意識を高めると同時に、コミュニケーション手段を学ぶことにより社会参加推進に資することを目的とします。
更に聴こえの不自由な人々を取り巻く関係者への参加を呼びかけることによりトータルコミュニケーションの啓蒙を図りたいと願っています。
<補足>トータルコミュニケーションとは
      お互いの能力に合った手段(補聴器・筆談・手話・読話・口話など)で、
      コミュニケーションを行うこと

●主 催:特定非営利活動法人 みやぎ・せんだい中途失聴難聴者協会
●対 象:難聴者および中途失聴者とその家族、関係者
●会 場:仙台市福祉プラザ(大崎市になる場合もあります)
      仙台市青葉区五橋2-12-2
      TEL:022-213-6237
      FAX:022-213-6497


※聴こえの不自由な方々のための教室です。OHPによる要約筆記通訳者もお手伝いしてくださいますのでどなたでも安心して学習出来ます。

以下、トータルコミュニケーション教室具体例の報告です。

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(平成22年9月12日)
 参加人数 25名・そのうち 初参加者は 4名でした。
  今回は 言語聴覚士の秋葉幸恵さんを招いて 行いました。昨年に続いて2回目です。
 前半は『聴こえについて』資料に添って説明してくださいました。
 後半は、ゲーム感覚で和気あいあいにコミュニケーションを取る訓練を行いました。
 残りの時間は 質疑応答にあてました。

(平成22年8月8日)
参加者は19名。ちょうど仙台七夕の期間中だったからか、いつもより参加人数は 少なめでした。
今回は 「交通」をテーマに 手話学習を行いました。普段使う単語であって覚えやすかったように思えました。
ただ参加者が手話を使った短文作りは、なかなか文章を思い浮かばなかった様子だったので 工夫が必要かなと思いました。

(平成22年7月11日)
参加人数は21名でした。
 今回は、病院に関する手話を主に学習して参りました。例えば医師 看護士 診察室 薬局 血圧検査 レントゲン 入院 退院等
 それに基づいて 短文の学習も行いました。 
  例えば 1 どこが痛いのですか
       2 診察室に入ってください。   等 
 参加された全員に、覚えた単語を使って文を自由に作って頂きました。
  一部紹介いたします。  
      ○血圧が高めなので 病院に行ったが大丈夫でした。
      ○病院の受付で 呼ばれても聞こえないので困ります。


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