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映画「ゆずり葉」の感想

本日、宮城県塩釜市で上映された「ゆずり葉」を観て来ました。

全日本ろうあ連盟創立60周年記念映画として上映されている作品であり、
内容は差別撤廃運動が取り上げられている。

最初は聴覚障害者の問題についての作品かな…、という思いで観ましたが、
予想を上回る内容で、特にラストは涙なしでは観られませんでした。
涙もろい方はハンカチの準備を…。

差別撤廃運動としてろうあ者の歴史を知ることは大切ではありますが、
この「ゆずり葉」のテーマのように次の世代に伝えていくことは大事でしょう。
また、この作品は人と人の繋がりを考えさせてくれる作品であり、
早瀬監督のメッセージがここに込められているんだなぁ、と思いました。

最後に、監督の早瀨 憲太郎さんの詩が素敵だったので、
こちらにお知らせしておきます。(「ゆずり葉」のホームページより)
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君は知らない
いつも緑を絶やさないあの木は
四季を巡る思いの中で
先達から若いものへ
受け継がれ生きていく
それは「ゆずり葉」という

かつて目指してきたものは
今もまだ届かない
だから君に託そう
この道をたどればいい
道が途絶えたなら
さらに前へつなげ
それは「ゆずり葉」という

この世界の全てが
想いに紡がれて
君に注がれる
君もまた次のキミへ
それは「ゆずり葉」という
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